飛散防止フィルムシリーズ

飛散防止フィルムの特徴

• 商品や製品の日焼け防止を目的とした紫外線を99.9％以上カット
• 地震などの飛散防止による安全面対策

飛散防止フィルムとは

飛散防止フィルムは防災対策として台風などの強風、あるいは地震で窓ガラスの枠が変形で起こる窓ガラスの飛散を守る安全面の目的があります。窓そのものを変えるとまとまった費用が必要になりますが、飛散防止フィルムならコストパフォーマンスにも優れ、透明度も高く紫外線を99.9％カットする性能なども併せ持ちます。

窓ガラスが割れるとどんなリスクが起こるの？

もしもビルの窓ガラスが割れた場合、歩行者に飛び散らない配慮を考えなければなりません。学校・幼稚園さんならお子様の安全面を考えなければなりません。

以下の図は、地震の揺れで建物が変形して窓に歪みが加わることを想定した実験結果です。窓枠の変形によってガラスが粉々に割れますが、飛散防止フィルムによって支えられた状態ならガラス飛散や落下が軽減できます。特に【はめごろし窓】は地震の揺れを吸収できずに破損しやすいので、この窓には対策が必要といえます。

飛散防止フィルムは人の衝突にはどうなの？

人の転倒により人がガラスに衝突した場合、貫通防止性能はどうなのでしょう？

基材厚50μmの飛散防止フィルムの性能なら6歳以下の幼児が、歩行・走行からガラスに衝突した場合に貫通しないと認められるレベルです。その結果、基材厚50μmの飛散防止フィルムでは耐貫通性能は期待できないという結果がでています。

一方、基材厚が100μm以上のフィルム性能なら16歳以上の成人が転倒した場合にも耐えられる強さを持ちます。目安として50μmの製品は幼稚園や住宅居室、100μm以上のフィルムは病院や浴室、事務所や店舗などの開口部に適したレベルと考えてよいです。

飛散防止フィルムは飛来物の衝突にはどうなの？

最近は台風や竜巻などの発生が多くなり「瓦」などが窓に飛んで来たりします。
基材厚50μmの飛散防止フィルムでは、ガラスの破壊に対する耐貫通性能は期待できないという結果が出ていることから「瓦」などには基材厚が100μm以上のフィルムで対策をされた方がよいです。

紫外線の性能とは

飛散防止フィルムは床の日焼けや肌トラブルの原因となる紫外線を99.9％以上カットします。室内にある什器や備品、棚や本、商品や製品の日焼け防止を目的に紫外線対策として女性や小さなお子様のデリケート肌にもオススメです。
※本の色あせの要因には紫外線以外にもありますので、色あせを完全に防ぐものではありません。
※3M製品の飛散防止フィルムは「紫外線透過率」が【0.0】という紫外線を通さないフィルムです。

飛散防止フィルムの製品仕様

3M製品の飛散防止フィルムは「紫外線透過率」が【0.0】という紫外線を通さないフィルムです。

どのような方が選ぶのか？

飛散防止フィルムは、個人様・法人様関係なく、よくご依頼をいただくフィルムです。飛散防止フィルムにオススメの場所は、オフィス、一般住宅、学校、病院、工場やパーティションガラス、大きなガラスがある公共施設、店舗、ショーウインドウやエントランス部などです。

設計施工価格

メーカー側ではどなたでもインターネットから「設計施工価格」を確認することができます。メーカー側の標準価格は材工共通の価格帯になっています。後は実際に施工する施工店に対して「設計施工価格」をどこまでディスカウントできるか？を相見積する必要があります。

SH2CLAR：¥11,100[材工共]/㎡
SH4CLAR：¥12,200[材工共]/㎡

※3M_設計施工価格表

動画で見る飛散防止フィルム

※3M飛散防止フィルムのガラス破壊実験

※3M飛散防止フィルムのショットバッグ試験（フィルム無し）

※3M飛散防止フィルムの衝突安全性実験（養生テープとの比較）

どのような窓にガラスフィルムは施工できるの？

窓ガラスによって貼り付けできるフィルムと貼り付けができないフィルムがあります。判断が付かない場合は専門家へお尋ねするとよいでしょう。

フロートガラス：○
一般的に使用されている窓ガラスで、透明かつ表面が平らでツルツルしています。
厚みは3mmや5mmのものがほとんどですべても窓ガラスにフィルムの貼付けができます。

型板ガラス（凹凸のある窓ガラス）：△（専用フィルムのみ）
だいたいは内側の片面に凹凸のあるガラス窓で、これらには「型板ガラス専用」の窓フィルムを施工する必要があります。
この窓に関しては製品の種類が限られていますので専門家にご相談する方がよいでしょう。

すりガラス：△
型板ガラスに似ていますが表面は凹凸ではありません。ザラザラとしています。フィルム施工はできますが品質上オススメではありません。

網入りガラス：△
ガラスの中に鉄線が入った窓ガラスです。構造上、フロートガラスに比べて6割ほどしか強度がありません。その為、必ずではありませんが日射吸収率の高いフィルムを貼ると熱割れが起きるリスクもあります。

複層ガラス：△
複層ガラスはガラス内に空気の入った窓ガラスです。これも必ずではありませんが日射吸収率の高いフィルムを貼ると熱割れが起きるリスクがあります。

施工イメージ

飛散防止フィルムは色が透明な為、施工のイメージが大変分かりずらいです。しかしこの変化のないことがお客様側に喜ばれます。

提供：イオンモール神戸北 様　https://kobekita-aeonmall.com/

提供：牛乳石鹸共進社 株式会社 様　https://www.cow-soap.co.jp/

提供：株式会社 クボタ 様　https://www.kubota.co.jp/

提供：杉乃木保育園 様　http://www.suginoki-f.or.jp/hoikuentop.html

提供：株式会社 PROGRESS 様　http://progress2003.com/

提供：小松谷保育園 様　https://komatsudani.kyoto/

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