遮熱フィルム・遮光フィルム：Nano40S（ﾅﾉ40S）

遮熱フィルム・遮光フィルムの特徴

• 窓ガラスに遮熱フィルム、遮光フィルムを貼っても透明感はそのまま
• 優れた遮熱性能
• 窓際を快適に、省エネ効果も
• 室内の温度を上昇させる近赤外線を90％以上カット
• 商品や製品の日焼け防止を目的とした紫外線を99.9％以上カット
• 地震などの飛散防止による安全面対策
• 走光性を持つ飛来する虫を寄せ付けない

3M製品　スコッチティント™　窓ガラスフィルム

窓ガラスフィルムは窓にフィルムを貼るだけで赤外線・紫外線をカットして、さらに遮熱効果を持つ優れたフィルムです。窓は室内外で「熱」の出入りが多い部位です。日中強い日差しが当たる南向部屋はもちろん午後、太陽高度の低い西日部屋、陰になりにくい高層ビルの窓も遮熱が求められます。

遮熱フィルムは日差しによって室内の温度が上がることを防ぐ性能のこといいます。快適な室温を保つために【遮熱ガラスフィルム】が快適性、省エネ性を実現します。

遮熱フィルム・遮光フィルム（Nano40S）

3M製品、Nano40Sフィルムは反射を抑えた透明性と日射に対する高い遮熱性を併せ持つ【遮熱フィルム・遮光フィルム】です。ガラスの透明感を損なわずに真夏のジリジリ焼ける不快な暑さをカットする機能性を持ちます。

冷房の設定温度を上げても快適に過ごせるので省エネ対策にも効果があり、ガラス飛散防止性能や紫外線カット効果、飛来する虫を大幅に低減する防虫効果などの機能性を合わせ持つ優れたフィルムです。

Nano40Sをサンプルで見るとスモークのように暗いフィルムに見えますが、実際に施工してみるとそこまで暗くなる印象はなく、窓ガラスの透明感も損ないません。一方で外から室内を見てみるとスモーク調のようになり、室内の様子がほぼ見えなくなります。

製品仕様: Nano40S（遮熱効果・遮光効果）

製品仕様欄で確認する箇所は遮蔽係数です。見方は太陽の暑さを100とした場合、【Nano40S】の遮蔽係数が0.49ということで熱を51％吸収してくれますので体感温度を約半分にするというフィルムです。

可視光線透過率が50以下の数値になるとお部屋が暗くなる要素があるとメーカー側は表現されますが、施工店の立場からの見解ではそこまでお部屋が暗くなる印象はありません。

紫外線・遠赤外線の対策性能

窓ガラスフィルムは床の日焼けや肌トラブルの原因となる紫外線を99.9％以上カットします。室内にある什器や備品、棚や本、商品や製品の日焼け防止を目的に紫外線対策として女性や小さなお子様のデリケート肌にもオススメです。
※本の色あせの要因には紫外線以外にもありますので、色あせを完全に防ぐものではありません。
※3M製品の遮熱フィルムは「紫外線透過率」が【0.0】という紫外線を通さないフィルムです。

飛散防止による安全対策

窓のガラスフィルムを貼ることで割れたガラス破片が飛散することはありません。
誤ってガラスを割ってしまってもガラスの破片が飛び散ちることがなくお子様の安全面に適しています。

防虫効果

光に誘引される飛来昆虫が強く反応するといわれる360nm付近の紫外線波長域を効率よくカットする防虫層を設けた機能性があります。光に誘われる特性をもたない昆虫には効果がありませんが、この防虫層によって昆虫の目に感じる光が室内から漏れ出ることを大幅に低減し、飛来の抑制を実現します。この防虫効果はよくコンビニエンスストアさんなどの店舗で活用されています。

どのような方が遮熱フィルム・遮光フィルムを選ぶのか？

遮熱フィルムNano40Sは、個人様・法人様関係なく、どちらからも選ばれる人気フィルムです。

個人様では戸建・マンションで選ばれます。効果の出るフィルムなので特に「床の色あせ」や「お肌への紫外線」を気にされる女性からの評判が良いフィルムです。

法人様の場合は室内から外は見え、外から室内の様子が見にくく、遮熱効果のある目的でNano40Sは選ばれます。日当たりがよくエアコンの効きが悪いと感じている方にオススメです。

設計施工価格

メーカー側ではどなたでもインターネットから「設計施工価格」を確認することができます。メーカー側の標準価格は材工共通の価格帯になっています。後は実際に施工する施工店に対して「設計施工価格」をどこまでディスカウントできるか？を相見積する必要があります。

Nano40S：¥18,000[材工共]/㎡

※3M_設計施工価格表

動画で見るNANOシリーズ

どのような窓に遮熱フィルム・遮光フィルムは施工できるの？

窓ガラスによって貼り付けできるフィルムと貼り付けができないフィルムがあります。判断が付かない場合は専門家へお尋ねするとよいでしょう。

フロートガラス：○
一般的に使用されている窓ガラスで、透明かつ表面が平らでツルツルしています。
厚みは3mmや5mmのものがほとんどですべても窓ガラスにフィルムの貼付けができます。

型板ガラス（凹凸のある窓ガラス）：△（専用フィルムのみ）
だいたいは内側の片面に凹凸のあるガラス窓で、これらには「型板ガラス専用」の窓フィルムを施工する必要があります。
この窓に関しては製品の種類が限られていますので専門家にご相談する方がよいでしょう。

すりガラス：△
型板ガラスに似ていますが表面は凹凸ではありません。ザラザラとしています。フィルム施工はできますが品質上オススメではありません。

網入りガラス：△
ガラスの中に鉄線が入った窓ガラスです。構造上、フロートガラスに比べて6割ほどしか強度がありません。その為、必ずではありませんが日射吸収率の高いフィルムを貼ると熱割れが起きるリスクもあります。

複層ガラス：△
複層ガラスはガラス内に空気の入った窓ガラスです。これも必ずではありませんが日射吸収率の高いフィルムを貼ると熱割れが起きるリスクがあります。

遮熱フィルム・遮光フィルム（Nano40S）の施工イメージ

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