本当にガラスフィルムで【防虫対策】ができるの!?
飲食店、コンビニエンスストア、マンションのエントランスなど夜に照明を入れる必要のある建物で悩まされているのが『虫』の問題です。
本記事では「本当にガラスフィルムで防虫対策ができるの!?」について解説しています。
虫は悩みの種
防虫対策には『虫よけスプレー、虫除けグッズ、虫除けアイテム』などの方法がありますが『窓ガラスフィルム』のその防虫対策の1つになります。飲食店やコンビニエンスストアなどの道路に面した窓に『虫や蛾』が張り付いているは良い光景ではありません。
防虫対策は【フィルムでの光対策】
夜間、窓ガラスに虫が集まるのは虫が『光』に引き寄せられる習性があるためです。
夜間は太陽光がありませんので照明のある窓ガラスに虫が集まります。多くの建物で防虫対策を行っていますが、その対策方法すべてが『光対策』を利用したものです。窓ガラスフィルムも同じように『光対策』を利用した防虫対策をしています。
窓の近くに誘虫灯を設置して虫をおびき寄せ、電気ショックで捕虫する方法もそうです。
虫は【紫外線】に反応している
メーカーが打ち出している防虫対策方法は『虫が窓ガラスに集まるのを防ぐには室内から窓を通して外に漏れる光を少なくする必要がある』とのことです。
1つ方法としてスモーク調の黒っぽいフィルムなどの色の強いフィルムをガラスに貼ることを推奨。しかし飲食店やコンビニエンスストアは店内の様子を外から見える、あるいは店内から外の景色を見せる目的もあります。その場合、光を透過させて透明度を高める必要があります。
【紫外線のみ】をカットするガラスフィルム
そこでメーカー側が防犯対策を開発したのが『部分紫外線(UV)カット』です。光を追う虫に対して紫外線領域の一部の波長に反応する場合が多いことに気づき、UVだけをカットしつつ透明度を損なうことのない「防虫対策フィルム」を開発されました。
透明防虫対策フィルムとは?
3Mの防虫性能を持つガラスフィルムには、どのような製品があるのでしょうか?
- NANOシリーズ
- IS2CLAR
防虫フィルムの効果について
防虫フィルムは、すべての虫について万能ではありません。それはすべての虫が走光性を持っているわけではないからです。
具体的に蛾やハエ、カメムシ、トビケラ、ユスリカなどには走光性があり、ガラスフィルムによる防虫効果が期待できますが、ハチや蚊は走光性がないため他の対策を講じる必要があります。防虫フィルムで対策しても建物の周囲に他の明るい場所がなく、明るいところには虫が集まるようになっています。
防犯フィルムの参考資料
スリーエムジャパンさんの参考資料です。
参考提供:スリーエムジャパン 様
http://www.mmm.co.jp/cmd/3mfilmnews/scotchtint/how-to-column/2016011106.html